「終身雇用が崩壊していて不安だ」
「老後2000万円も貯められない」
こういったことが不安な方におすすめの記事です。
さしとかです。
入居が決まらなかった戸建て1年たち、やっと決まりました! リフォームしてからずっと決まらないのは辛かったです…。
リフォーム費用の掛け方や地方の戸建てなのに駐車場がなかったこと、家賃設定など反省点は色々あります。しかしとても良い勉強になりました。
お隣に住んでいるおじいちゃんが家の拡張のために買ってもいいというお話もありましたので、4年後の長期譲渡のタイミングで売却しても美味しい。それまで、おじいちゃんにはその気でいてほしいと願うばかりです。
2019年度は昨年と違い退去やトラブルがほとんどなく、不動産投資自体は安定しています。
私も地方で不動産投資を始めて早3年になりました。当初はは勤めている会社への将来の不安から不動産投資を始めました。その後は更に転職もしました。時が経つのは早いものです。
そんな中で先日、話題になっている本を読みました。
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このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法 [ 北野 唯我 ] 価格:1,512円 |
私も転職経験者ですので読んで見ましたが、とても良い書籍だと感じました。終身雇用が崩壊した今、現代の私達の世代が世の中に置かれている立場がよく書かれていると思います。
この本の言葉の中で印象的かつ共感を持てた言葉の一つをご紹介します。
「上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか」だ。
という言葉があります。まさに前職の職場は上司の顔色をみて生きる人間が出世する職場でした。でももし、ある日突然会社自体がなくなり、いきなり転職市場というマーケットに出てしまえば厳しい専門性も低いため厳しい環境にさらされます。
今の時代は会社の中のマーケットだけをみるのではなく「個人としてどこのマーケットを見て生きるのか」ということにフォーカスする時代になりつつあるように感じています。地方に住むただのサラリーマンですが、少し先を見据えた未来を考えてみたいと思います。
- 終身雇用の崩壊、「外のマーケットから見た自分の価値」を高めよう
- 地方は転職が難しい、それでも会社に依存しないスキルを高めよう
- 給与以外の収入の流れで終身雇用崩壊のリスクに備える
- 地方不動産投資は個人の強みが活かせる一つの手段
終身雇用の崩壊、「外のマーケットから見た自分の価値」を高めよう
本年度に入ってからというものいろんな企業でリストラや早期退職を実施しています。最近ではキリンビールなども実施されるそうです。私が前に勤めていた会社も業績が下がってましたので、本社も含めて早期退職やリストラを実施するのではないかと思います。
ちょうど今、定年退職を迎える世代は終身雇用の恩恵を感じられた方も多かったと思います。しかし、40代、50代の方や私達30代はその恩恵を受けることができなくなりました。私も社会人になってから、休日に出勤したり、サービス残業をしたりブラックな環境で働いていました。
そんなある日、もしこの会社がなくなった時に何も残らない…ということに気が付きました。費やした時間は多少の学びもあったでしょうが、埋没コストに近い感覚を受けました。同じ時間を使うのであればこの会社でしか必要ない能力を高めるより社会的にスキルを高めるためのことに費やすべきだと思いました。
マーケティングだったり、プログラムだったり世の中で求められるスキルを磨くべきです。
会社自体が存続するかどうか不透明な中、会社に無償で尽くすということに意味はありません。「ある日突然、今の会社でサラリーマンとして働けなくなることのリスク」が身近に迫っています。
会社の立場も大切ですが、いち個人として「外のマーケットから見た自分の価値」を高めることを意識した時間を使っていく必要があります。会社は個人の人生のすべての面倒を見てくれるわけではありません。これからの時代のわたしたちは、今の会社以外のマーケットを意識していくことが必須になりつつあります。
地方は転職が難しい、それでも会社に依存しないスキルを高めよう
私も前の会社にいるときは自分自身でマーケティングの勉強やエクセルの勉強など地道な努力を来ました。最後は営業もやらせていただいたことで、営業という経験値も積むことができました。その経験値をもって、転職を行いまた、現在は別の業界のスキルを身に着けている最中です。
上記で紹介した「転職の思考法」の一文に非常に良い言葉がありました。
いつでも転職できるような人間が、それでも転職しない会社。それが最強だ。
今の世の中は、昔より転職が一般的になりつつあります。高いスキルや専門性を持った方はどんどんステップアップができる環境になっています。はてなブックマークでも、世界的にも人気の高いGoogleに転職しましたというお話も見受けられます。環境を十分整えることで優秀な人間を集め、やめる理由を作らない会社はこれからの世の中は強いです。
しかし、地方では首都圏と違い、転職が難しい場合も多いです。地方の場合は特に場所を選ばないリモートで働けるITスキルやライティングスキルなど市場性が高いものを学ぶことをお勧めします。
これからのサラリーマンは会社だけに依存しないことはもちろん、転職市場においてマーケット市場のあるスキルを身につけることも考慮して動いていく必要があります。
給与以外の収入の流れで終身雇用崩壊のリスクに備える
サラリーマンという立場は金融機関からの信用も高く、医療や保険など優遇されていることは事実です。常に職を確保するための転職できる能力も重要です。
しかし勤めている会社以外でも收入を生み出せる状態を目指すことも同じくらい重要です。現在は、せどりやFX、株式投資、ネット上でのスキルの販売など様々な稼ぐ手段がインターネットの普及で手軽にできる時代になりました。
これからの時代は投資や副業をしたことがないという方が少なくなるかもしれません。会社への依存を高めている一番の要因は安定した収入です。会社という組織への依存を減らすためには他の部分での収入を生み出す必要があります。
また、万が一、職を失った際にも、ある程度資産が築けていて、収入の入いる仕組みをつくることができていれば、終身雇用崩壊のリスクにも耐えることがでます。
不動産投資で言えば戸建てを4件、5万円で貸せれれば月々20万の売上にはなります。年月は掛かりますが、安い戸建てを4件程度購入し、無借金にすることは難しいことではありません。巷で話題の老後2000万円にも対抗できる一つの手段になります。
地方不動産投資は個人の強みが活かせる一つの手段
地方在中という点においては、世の中の終身雇用の崩壊に加えて、転職先が少ないというデメリットがあります。しかし、地方の不動産投資は地方在中の強みが活かせる資産形成の一つの手段です。
自分の住まいの地域であれば、その地域のインフラや、学校、公共交通機関、スーパー、役場など様々なことを地元の目線でみて、立地を考慮することができます。
また価格が割安な割に収益が高い場合もあります。将来的に人口が減っても、詳細な環境を地元ならではの視点で考慮することで投資していけるエリアもあります。サラリーマンであれば、地元の信用金庫や信用組合などの地域に根ざした金融機関を使うこともでき、融資を活用する方法もあります。(現在条件は厳しくなってますが)
転職市場にしても、収入にしても私たちの世代は、「人生のすべてを会社というカゴにもらない」ことを意識的に行っていく必要があると考えています。
終身雇用が崩壊している現代はリスクを分散し、転職市場のマーケットも見つつ、收入を確保する手段を身につけることが重要になっています。地方不動産投資は会社に依存しないという点においてはサラリーマンでも取り組みやすく、これからの時代を生きる選択肢の一つです。
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