サラリーマンとして普通に勤め上げることも世の中むずかしくなっています。今回の記事では倒産以外でも現代のサラリーマンは多くのリスクを抱えていることが理解できる記事となっています。
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地方で不動産投資とサラリーマンをしているさしとかです。不動産投資歴は4年経とうとしています。
私は地方ながら転職も経験しております。転職の理由は前職はゴリゴリの体育会系の会社で肌に合わなかったんですよね。前職の女性の先輩が「お尻とかよく触られた!」おっしゃっており、パワハラ、セクハラ文化も根付いておりました。今の時代ではありえないですね^^;そんな前の職場でも数年ほど前から会社主催のハラスメントセミナーを行なっていました。
セミナーを受けた後に部屋から退出しながら前職の上司や上層部達が歩きながら『愛があれば怒ってもいいんだ!』『こんなの言う方が悪いんじゃない』とセミナー後に話をしている姿を見ました。社風によるコンプライアンスの意識の低さを改めて感じ当時は絶望しましたが、おかげで前職を辞めても後悔はしませんでした。
そして転職後に現在の会社でも同様にハラスメントのセミナーを受けました。現在の会社はハラスメントなどのリスク管理が徹底されています。迂闊なことは言えないです…。ただ、危機管理としては当たり前ですね。
現代はサラリーマンも終身雇用が崩壊しつつあり、大手企業でも早期退職などを実施しています。普通に会社自体の存続も非常に競争の激しい時代にはなっています。しかし、それ以上にコンプライアンス(法令、規律)の遵守が求められています。一方で、高い倫理観が必要ですね。芸能人が不倫をするニュースも、昔より叩かれ方が激しくなったように思います。犯罪ではないのに倫理性が低く感じられることが起きるとたくさんのバッシングを受けて社会復帰自体も難しくなりますね。
サラリーマンは資産形成をするにしても、お金を貯めやすく、立場は安定しています。しかしサラリーマンで『無事に勤めて続けること』も難易度は上がっていると考えています。そこで今回は、サラリーマンでも無事定年まで勤め上げる難易度が上がっている事実と対応策について記事にしました。
- SNSの普及で企業はコンプライアンスの問題で炎上リスクが高まった
- ハラスメントが起きた場合の処罰は年々厳しくなっている
- パワーハラスメントの基準とは
- セクシャルハラスメントの基準とは
- サラリーマンは高い倫理性も求められる時代になった、SNSによるリスク
- 社会的地位を万が一失っても生き残れる、資産形成などのリスクヘッジも必須
- まとめ サラリーマンが定年まで勤め上げる難易度年々上がっている、不動産投資は収入の入り口の一つ
SNSの普及で企業はコンプライアンスの問題で炎上リスクが高まった
近年では、ワタミや電通の従業員の長時間労働による過労死や自殺の問題が取りた出されておりました。その結果、ブラック企業としてレッテルを貼られた会社は社会的な非難が集中するようになりました。特にスマートフォンでSNSが発達してから、拡散のスピードが増しています。
ひと昔前の私たちが知る情報のツールは、雑誌や新聞、テレビでした。すなわち、マスメディアの企業からのアナログな情報の発信だったので、拡散を止めることも可能だったと思います。
現代では個人でもブログ等で影響力がある方も増え、SNSの投稿が増えました。その結果、インターネット上で不特定多数の方の情報を見ることができるようになり、何か問題があるといわゆる『炎上』という事象が起きるようになりました。
先ほどのブラック企業としてその会社が大きく取り上げられると以下のような流れになります。
①優秀な社員が入社してこなくなる。+不買運動なども起こる
↓
②企業の売上が落ちる
↓
③業績が悪化する
※以下①〜③をループ
という負の三連コンボが発動されます。多くのサラリーマンを雇用する企業はコンプライアンスや社会通念上受け入れられない事象が起きることで大きな痛手を負うようになりました。
また、企業の雇用される私たちのハラスメント(嫌がらせなど)も厳しく管理するようになりました。企業内での問題が情報として社外に出れば大きな問題になります。会社の罰則も厳しくなってきいます。
そして私たちがハラスメントの被害者となる場合もありますが、加害者となる場合も十分に想定されます。サラリーマンで加害者側になってしまった場合は、減給だけではなく、内容によっては懲戒解雇処分も十分にありえます。
ほんの少しの油断が、サラリーマン人生を大きく左右するような時代になってしまいました。
ハラスメントが起きた場合の処罰は年々厳しくなっている
サラリーマンとして順調に昇進の階段を登っていていても、ハラスメント等で問題を起こしてしまった場合は、地位を失ったり、最悪の場合は職を失う場合もあります。また、そう言った形で退職になった場合は次の職を見つけることも難しいです。
以下で代表的なハラスメントをご紹介したいと思います。
パワーハラスメントの基準とは
会社あるあるですが部下や後輩がいる場合、OJTなどを通して教育を行う場合も多いかと思います。
手取り足取り仕事を教えていますが、2回、3回と同じ失敗を繰り返し、なかなか成長しない…そしてまた、同じミスを繰り返すとします。 つい感情的になって怒鳴ってしまったりします。
『何回言ったらわかるの!!?』
『やる気あるの!?』
『同じこと何回もやるなんで、学習能力ないんじゃないの!』
なんて言葉をかけたくなります。私は実際かけられる側でした 笑
また、性格的にのんびりしていたり、危機感が薄い方だと、性格的な問題も伝えたくなってきたくなりますよね。「そんな性格だから、覚えられないんだ!」と言ってしまったとします。
これはパワーハラスメントになってしまいます。ポイントは以下の通りです。
・業務上、職務上立場が上なこと
・感情的に怒鳴ること
・性格などの人格を否定するようなコメント言うこと
業務上、どちらかというと言われる側でしたが、年功序列の会社だと比較的にありがちかなと考えています。相手が少なくとも高圧的に感じるとなった場合に、こちらに落ち度があればハラスメント認定される場合が多いようです。
パワーハラスメントを回避するには、おきていた事実について淡々と伝える、伝え方を一定のトーンで接する、など工夫が必要です。いうのは簡単ですが、それを実行するのは本当に難しいです。いわゆるヒューマンスキルというものですが、求められているレベル感は年々上がっていると感じています。
セクシャルハラスメントの基準とは
男性の場合は時にセクシャルハラスメントは要注意です。セクハラハラスメントの基準は
『相手が自分自身の行動や言葉に対して不快に感じてしまったら、アウト』
という判断基準になるようです。お尻を触って許される時代はとうの昔に過ぎ去っております。セクシャルハラスメントは自分がその気がなくても無意識に相手に不快な思いをさせてしまえば、該当してしまう可能性があるのです。正直これが一番リスクが高いと考えています。以下はリスクを避けるポイントです。
・立ち位置、距離感 近づきすぎていないか
・視線など
・性的な発言など
日頃から異性には気を使って丁寧に接して行く必要があります。少なくとも、自分自身で気をつけられることは最大限行う必要があります。
サラリーマンは高い倫理性も求められる時代になった、SNSによるリスク
近年はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が普及したおかげで個人の情報の発信力が高まったことこと、様々な情報も取りやすくなりました。また、コミュニケーションの手段も増えましたね。
しかしながら、SNSが発端となるトラブルも近年おきていますね。芸能人への誹謗中傷や企業の従業員によるイメージダウンしてしまうような投稿などがおきていいます。これはコンプライアンスや法律というよりは、社会通念上よくないという倫理観を求められる場面が増えていると思います。
本人が意図していない部分でも社会通念上の倫理観に乏しいSNSの投稿にはリスクが伴います。自分の投稿で誰かが傷がつかないように最新の注意を払う必要がありますね。
社会的地位を万が一失っても生き残れる、資産形成などのリスクヘッジも必須
ハラスメントの問題は、気をつけて意識をしていても明日は我が身の可能性をゼロにすることは難しいです。相手の捉え方や状況もあります。ハラスメントのセミナーや前職の会社を見て感じたことは
『今後の社会では会社の倒産リスクで職を失うことと併せて、ハラスメントで社会的地位を失う可能性も十分ありえる時代になりつつある』
ということです。ニュースなどでハラスメントの問題取り上げられた方々は、ほとんどが退職まで追い込まれています。日頃からリスク管理と倫理観を養ってい必要があります。
そんな中でも不動産投資や株式投資を始めとした資産形成は、万が一社会的地位がなくなったときや失職したときにもリスクヘッジにつながります。逆に言えば、資産のない方たちにとってはサラリーマンとしての社会的地位を失えば、本当に何もなくなってしまいます。
不動産投資で会社を作った場合でも、業務についてはアウトソーシングすることができるので、従業員などを雇わずにリスクを回避できます。取引相手にさえ横柄な態度を取らないなどの紳士な対応はもちろん必要ですね!
まとめ サラリーマンが定年まで勤め上げる難易度年々上がっている、不動産投資は収入の入り口の一つ
ハラスメントは絶対にやっては行けないことです。事業も厳しく、リスク管理も厳しい世の中であるがゆえに、私たちはサラリーマンで定年を迎える難易度も年々上がっています。
企業側はハラスメントやセクシャルハラスメントはしない、でも営業成績はしっかりとる、人格者を求めるようになっています。常にリスクを想定しながらコンプライアンスの遵守と高い倫理観が必要ですね。
そして、真っ当な働き方も意識しつつ、万が一に備えて収入の入り口を増やし続けるように努めていくべきだと考えています。不動産投資は収入の入り口を増やす一つの手段です。資産運用をし、リスクを常に想定することがこれからの時代を生き抜く必須条件になりつつあるかもしれないですね。


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