※この記事は過去の記事をリライトしたものとなっています。今回の記事ではサラリーマンをしながら以下のようなことを考えている方におすすめです。
・会社員が一番だよ、という会社の先輩たちのアドバイスが腑に落ちない!
・明確な目標はないけど、人生このままじゃいけないと焦ってしまう
という方に事業規模で賃貸業を行っているわたしの経験をもとに、自分の事業を育てることの大切さを記事にしました。サラリーマンが上手くいかない場合は誰にでも起こり得るよ、ということを記事にしています。
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地方で不動産投資を4年、そしてサラリーマンをしている、さしとかです。キャッシュフローは現在月20万円程度で現在戸建てから駐車場、アパートまで運用しています。借金はもりもりです!
当ブログは不動産投資どっぷりのブログというよりは、「どう生きるか」みたいなところもテーマにしています。特に地方リーマンとしての気持ちを代弁していきたいと思います。
私は転職を一度しており、前の職場はそこそこブラック企業でした。
・最大350日ほどの出勤(求人の表記は120日くらいあったはず)
・裸芸などの宴会芸の強要
・怒号は基本的に飛ぶ。とパンチと蹴りがたまに飛ぶ
・基本の合言葉は上司、先輩からの「これやれよ」のみの指示
・帰りが22時を超えても先輩より先に帰る時は「もう帰るの?早いね!」の一言を言われる
さらっと書くだけでもブラック感が出ておりますね。これ、少しも盛っていないです 笑
私はうそは書けないので、事実しか書きません👍
唯一よかった点は地方企業でも給与がそこそこよかったことと、コミュニケーションスキルについては高めることができたかなと思います。あ、時間効率は相当悪いです。本当に休ませてもらえないくらいの仕事量で辞めたくても辞められなくて大変でした。
その会社の先輩たちの昔のありがたいお話を聞くと
『昔は夜中の3時まで働いたんだよ』
『遊びも仕事も全力だったけど、今の若い子たちはダメだ、根性がない』
などなど、過去の成功体験?のお話を聞くことも多かったです。
…当時の私もその言葉に感化され、それが当たり前だと思い、働き続けました。ある時あまりのストレスと勤務時間の長さに体がおかしくなりました。もちろん、体調不良で休んでも仕事はただ増えるだけでした。
「会社は助けてくれない、自分の身は自分で守るしかない」
ということは痛感しました。この辺りは業界や会社にもよります。
部署異動があり、営業職になったタイミングで転職活動ができうまく転職をすることができました。予算さえやれば自由に時間のコントロールができましたので営業職はよかったです。
転職活動もそうですが、自分のビジネスとして不動産投資を始めたことも人生を変える大きなきっかけになりました。コロナウィルスの影響もあり、働き方も大きく変わっています。
一部の超大手優良企業にお勤めの方以外は安定し安全に生きていくには『人生戦略』が必要だと考えています。
・自分の人生でなんのスキルや知識を身につけるのか
・どのように資産形成をしていくのか
考えて行動しないといけない時代になったと感じています。今回の記事では私がサラリーマンで体験してきたことをお伝えしつつ不動産投資などの自分のビジネスを持つことの大切さについて記事にしました。
- がむしゃらに働ければ右肩上がり給与が上がる時代ではなくなりつつある
- 仕事に人生をかけすぎた元上司の一つの結果を見て思うこと
- 元上司を見て理解した戦略的にキャリアや生き方を考える必要があること
- まとめ「梯子」が外れるリスクも想定。不動産投資は人生戦略の一つの手段
がむしゃらに働ければ右肩上がり給与が上がる時代ではなくなりつつある
日本の人口は2050年には現在の7.5割に減少し、さらに高齢化社会が進むと言われています。私もその頃はおじいちゃんですかね。
総務省 より引用
世界的な企業であるGoogleやAmazon、Appleなどのように世界のマーケットを対象にビジネスを行なっているところや、日本で言えばキーエンスなどの超高収益企業など一部の上場企業を除いては苦戦している企業も増えています。ましてや今年の生活様式の変更で旅行業界やエンタメ業界や、飲食店、小売業はかなり厳しい状況です。
交通業界もそう言った煽りを受けて、ANAですら従業員の年収3割カットというニュースが出ています。
私の前職も、業界のトレンドがもともと良くなかったのですが、今年の生活様式の影響でかなり悪化しているみたいです。
今の時代で特に言えることは「ただ、労働時間を増やしてがむしゃらに働いて、右肩上がりに給与があがることはほとんどない」という場合が多いです。スキルや職務によるポジションによる給与の立て付けが当たり前になりつつあります。また、政府の働き方改革で社会的に残業も抑制されています。
右肩上がりで給与が上がってきた体験がある時代を生きてきた諸先輩方の話を鵜呑みにせず、投資の勉強や世の中で需要のあるITなど自分のスキルを高められることに時間を費やすことも一案です。同じ時代の流れになることはまずないかなと感じています。
仕事に人生をかけすぎた元上司の一つの結果を見て思うこと
こちらはTwitterでも呟きましたがこちらでも改めて補足します。
前の職場の上司の話
— さしとか/地方不動産投資/30代サラリーマン (@sashitoka1) 2020年10月10日
Aさん:家庭を顧みず350日くらい朝から晩まで出勤して、仕事もすごくできた
Bさん:やる気も普通できっちり休まれる方。仕事は普通、人間性はまずまず
二人が部長職の試験を受けたが結果は二人とも不合格だった。
二人ともゴマスリが苦手で受かった人は得意だった。 続く
私の前職で印象に残っている上司がいました。
Aさん:めちゃくちゃ仕事できる。350日出勤で朝から晩まで働くことを少なくとも私が在籍した十数年は続けている。
Bさん:仕事は普通、きっちり休む派。人間性はそれなり。
Aさんから教わったことは本当にたくさんあって、初歩的なエクセルの使い方から仕事の考え方、やり方なども素晴らしく、本当に頭の良い方でした。Aさんからも良く言われていたのが
「自分が頑張った分だけ、自分に跳ね返ってくるから、頑張れ」と言われて根性論的な働きを私もしばらく続けていました。
ある時、AさんとBさんが部長への昇格試験を受けることになりました。Aさんはさすがに受かるだろう!Bさんはまあ微妙だな…。と思っていました。周りの前評判についても同様でした。
そして結果は…
お二人とも出世することができませんでした。
お二人ともしっかり正論を言える方で人間性は素晴らしかったのですが、組織で上に上がっている方たちはみんなゴマスリの得意なメンバーばかりでした。
Aさんは結局退職され、今は何をしているのかわかりません。ただ、相当これからの人生に悩んでいたみたいです。Bさんは細々と組織の異動を転々としている見たいです。
前職の上司たちを見て、理解できたことと感じたことがあります。
・仕事の能力よりも、上司のいうことを聞ける人間が出世しやすい環境だった
・もともとスキルが身につきにくい仕事だったので転職先も厳しいこと(転職時に理解)
・命をかけて働いて、何年も費やした結果、「ハシゴ」を外されることも十分にあり得ること
Aさんは家庭も相当犠牲にされていましたが、働き続けた結果、多少の退職金をもらって辞めています。あんなに頭がよくて、できる人でも得られたものはなんだったのか考えされられました。
会社や自分の仕事に人生をかけて頑張っても、報われない可能性はあるということは常に考えなければならないかも知れません。サラリーマンとしてのリスクも常に想定することを心の中に刻み込むことができました。
元上司を見て理解した戦略的にキャリアや生き方を考える必要があること
Aさんはその時の仕事が好きだったので命がけで(死んでないですが)働いていたと思います。しかし現実問題、私が転職活動をしていて思ったのは転職需要がない業界だったということです。私は営業も少しやっていたので営業についての求人は一部ありましたが、普通に転職するなら結構厳しい状況でした。もちろん普通に働いていても
・社風が合わなかった
・上司が合わなかった
・選んだ業界が悪かった
・能力が足りなかった
・運がなかった
思うようにいかないキャリアには様々な原因があります。個人の能力もありますが、自分の力ではどうにもならない場面もあります。
それでも、十数年という歳月があるなら自分の世界に閉じこもることや上司を見た仕事ではなく、社会のマーケットをみて、どんな時でも求められるスキルを身につけていくべきです。ITスキルだったり、技術的なものだったり、世の中の変化で求められているものが変わっていき進化しています。
どんなに仕事ができても、普通のビジネススキルであれば証明しにくいですし、年齢を重ねるほど専門性を求められます。だから、私は業界もあえて変えました。得られるものを増やすために勤めていた業界と全く違う分野日々働きながら学んでいます。
私はサラリーマンとしての仕事だけではなく、いつどうなるかわからない業界で上司たちのバイアスまみれの人事とゴマスリで出世するくらいなら自分で何かを始めた方が良いと思い、転職しつついろんなビジネスを検討していました。
その結果、不動産投資を拡大することを選択しました。それでも借金が少しづつへり、金融機関からの評価が高まるにつれ、心の安心があります。また、経営という知識は少しづつ身につけることができています。
一方でブログやTwitterなど自分の中でも取り組んだことのないことにここ数年で挑戦しています。自分にできることややれることを少しづつ増やしていきたいと常に考え、「人生戦略」を意識していきたいと思っています。
まとめ「梯子」が外れるリスクも想定。不動産投資は人生戦略の一つの手段
サラリーマンが絶対安泰という時代ではなくなりつつあります。一生懸命サラリーマンを勤めることはとても良いことだと思いますが、人生をかけて働いても「梯子」が外れる場面が全くないということはないです。自分の思うような結果が全員が出せるわけではないです。
また、一つの企業に依存するより、転職などをして、自分だけのキャリアを作りやすい時代にもなりつつあります。失敗したら次どうするのかは「人生戦略として」考える必要があります。
世の中がどう変化するかわからない中でも不動産投資は比較的誰でも取り組みやすく、サラリーマンでも成果が出しやすい事業の一つです。私がもし上司と同じ年まで不動産投資をうまく運用し続けていれば借金もほとんどなくなり、稼ぐ手段も増えます。
同じ時間を生きても、万が一に備えることができます。私は「人生戦略」の一つの手段に不動産投資を組み込みました。
これもたまたま起きた一つのことかも知れませんが、参考程度に心に留めていただけると幸いです。
人口が長寿化していく中で、いろんなキャリアが増えていくことや、どこかで学びなおすタイミングが当たり前のようにくる時代になるかも知れません。4年ほど前に発売された書籍ですが、どうやって生きるべきかという部分は参考になりました。
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